フルマラソンの話、次回はレース当日の本編です!
・・・が、その前に。
ちょっとバイクの電熱グローブ購入を検討しているので、その経過について1本書いておきたいと思います。
←何か、こう、もうちょっとアクティブなランキングカテゴリーはないものか…
去年から、何度か電熱グローブの購入(>静音ちゃんへ。電熱グローブとは、バイク用の電気式あったかグローブのことよ♡)を検討しています。
これまでは、検討とはいいつつも、値段を調べたり使用感をネットで調べたりする程度だったのですが
今回は、本格的にショップに行って、具体的な検討を進めてきました。
フォロワーさんの中には興味のある方もいらっしゃるようなので、ちょっとその報告。
まず、電熱グローブとグリップヒーター(グリヒ)の比較。
電熱グローブは、モバイルバッテリーを利用してグローブ内を温める方式で
グリヒは、バイクの内蔵バッテリーを用いてバイク本体のグリップを温める方式です(あふれる静音ちゃん愛。またプレゼント送るからね静音ちゃ~ん♡)。
グリヒは、バイク本体の配線に処置が必要なので、ショップさんにお願いしないと取付できません。
いや、まぁ、できる人はできるんだろうけれど、白鳥バイク乗り(※俺だ)はそういうイジり方の時はショップさんにお願いする派です。
そうすると、ショップさんの都合もあるし(商品の取り寄せとか、作業工期の問題とか…車検、3か月かかったしな…)、バイクのバッテリ・配線に負荷をかけるのも嫌だったので、私は電熱グローブの購入を検討していました。
電熱グローブなら、量販店で買ったその日に手軽に装着できます。
仮に使用方法に失敗があっても、バイクにダメージを及ぼさないのも気楽に買えるポイントです。
あと、ちょっとだけお値段がお安い。
電熱グローブもピンキリなので、グリヒと同金額程度の高級グローブもありますけれど
その場合でも少なくとも取付工賃分は安くできます。
逆に言うと、取付工賃の分だけ値段を上乗せした電熱品を選べるということでもありますから
まぁ、今回は電熱品に軍配かな、と思っていたのです。
ところが、実際にショップに行った段階で、大変なことに気がついてしまいました。
そうか。配線が必要だ( ̄•ω• ̄)
グリヒは、バイク本体の中に(SVはフルカウルじゃないので、どこに配線を通すのかわかりませんけどね…フレームに添わせる形か、タンクの下を通すのか??知らんけど)配線を這わせると思うのですが
いずれにしても、グリップを温めるだけなのでグローブとバイクの間に配線は必要ありません。
一方電熱グローブの場合は、バッテリーとグローブとの間に配線が必要なのですよね。
電気科を優秀なる成績で卒業した鳩子さん(留年組)、「でんききぐにはでんちとはいせんがひつようだよ」という初歩中の初歩を忘れていました。そうだったそうだった。
ということは
電熱の場合、バッテリーをグローブに内蔵できないのであれば、バイクにモバブーを搭載して、そことグローブの間とに配線を通さないといけないわけです。
私のウエアにはバッテリー(たばこの箱くらいある)を収納するスペースなどありませんから
タンクバックに積むか、ウエアのポケットに入れるしかありません。
そうすると、バイクの乗り降りのときや、バイクを降りて休憩するときなどに
うっかり配線を外しわすれてプチッ…という事故が、起きそうです。
うん。
起きそう、っていうか、絶対起こす自信がある。
私も、もう私と40ン年付き合ってますから、彼女が起こしそうなトンチキにはある程度予想がつくのです。悲しい予測だけど、かなり確度は高い。
まぁ、最悪プチッとする事件は仕方ないとしても、一番怖いのは、バイクの操作性を阻害されることです。
何気なくハンドリングしたとき、ちょっとライトスイッチやウィンカーを操作したとき、ガソスタで給油するときなどに配線が引っかかると、思わぬ転倒につながる危険性があります。
ヘルメットにモバブーをつなぐときは何も怖くなかったけど、さすがに手を邪魔されるのは怖い。
私がショップで検討した電熱グローブは、RSタイチのe-HEATシリーズです。
これの、カーボンじゃない、エントリーモデルってやつですね。
タイチ製品ではない電熱グローブも検討しましたが
そちらだと-1諭吉くらいになりそうです。
タイチさんだと、バッテリーとグローブのセットで3~4諭吉ですね。
うん。
お予算的には、まぁ、許容(鼻血ブー)範囲
グリヒだと、諭吉は片手の指の数を超えそうですから、それに比べればリーズナブルとも言えます。
このタイチさんのグローブ、とてもスリムでスタイリッシュでした。
店頭デモで電気を通している状態のグローブを試着しましたが、ミドルモードでも十分に暖かい。
性能バッチリ、お値段もバッチリ。
あとは配線の問題だけ…
バッテリー、どこに搭載しようかな…
ということを、Twitterでつぶやいてみたら、お知り合いのフォロワーさんから
電熱ベストから袖を通して配線しているよ、的なアドバイスをもらいました。
おぉ・・・!
そうか、その手があった・・・!!!(=゚ω゚)ピコーン
それなら、ツーリングの間はハンドリングを心配することがなさそうです。
そうかそうか。身体を温めつつ、さらにグローブも温めると…完璧じゃん。
ただ、その場合、電熱ベストも買わねばならないけどね?
いや、欲しいけどさ電熱ベスト…
でも、グリヒよりよっぽど高くなるよね。
中華製の怪しくて安い電熱ベストもあるけども…
あれ、失敗したら焼き鳥になりそうなんですよね…ちょっと、怖い…
ということで
その日は、考えがまとまらないので、グローブを購入せずに店舗を出ました。
予算、組みなおしかな…
冬にバイクに乗る回数は多くないから(寒いのは平気なんですけど、雪が降ると走りたくない派なんですよ。路面が凍ってるのはイヤンなの)、どこまでお金をかけるかは微妙です。
正直、そこまでコストをかけるなら
モンベルの丈夫なタイツを買った方が暖かく走れそうです。
その場合、指の寒さは解決できませんけどお財布の寒さは回避できます。指用のカイロもありますしね。
うーん…
と、悩んでいるとき、別のお知り合いのフォロワーさんが教えてくれました。
「何のグローブを検討しているのか知らんけど、タイチのロングタイプはグローブの中に装着できるよ?」
グローブの、中?('ω')
いやいや、タイチさんのグローブはスリムだから、グローブの中に電池は入らないでしょー( ^∀^)ゲラゲラ
だってあたくし、ショップまで直接グローブを見に行ったんですもの。
あのスリムなグローブの中に、バッテリーは内蔵できないですよ。見ればわかる。
・・・
でも、ちょっと公式サイトを覗いてみようかな?
もしかしたら、お店に置いてあったのは内蔵できないタイプのスリムな奴だけど、内蔵できるタイプもラインナップにはあるのかもしれない
ん。
あった('ω')
え?
そうか・・・
そうだよね
そうりゃ、普通、まずみんなそこを考えるよね…
内蔵、できるタイプがお店にないなんて、そんなことはない
私がお店で手に取ってみてたやつ、内蔵できるタイプだった件
×見ればわかる
〇鳩には見てもわからん
とってもスリムだったから、内蔵できるだなんて想像してなかったよ…ビックリしたわ
タイチさんのラインナップには、内蔵しないタイプ(ショートタイプ)もあるそうですが、お店にはロングタイプ(内蔵タイプ)が中心に置いてありました。
「絶対内蔵できるわけない」と思ってみていたので、グローブ内側のポケットは「配線を接続するところねー」くらいにスルーしてみてましたww
デモ機はバッテリーを使わずに給電してたから、勘違いに気が付かなかったwww
なんだ、それなら3.5諭吉であの日に全部揃えられたんだな…
鳩子、失敗しちゃった☆テヘ
というわけで。
結論:タイチさんのe-HEAT、スリムでおしゃれでした。買うならタイチさんですね
だいぶ寒くなってきましたが、みなさま、いかがお過ごしですか?
グリヒ、電熱グローブ、冬用インナー・・・みなさん、いろいろと工夫してますよね
私も、もう少し検討してから冬の装備を決めたいと思います。
以上、鳩子の電熱グローブ物語でした。
思い込みは危険よーーー