フルマラソンレース当日は、スタートの3~4時間前に朝食(炭水化物)を食べるようにしています。
この日のスタート時間は、8:40~8:55(ウェーブスタート)
なので、4時に起きて身支度を整え、5時から朝食をスタート。
気持ちゆっくりめに食べて、5:30には食べ終えるようにしました。
勝負の日は、いつもはどんぶりで卵かけご飯を食べているのですが
この日は、ちょっとパスタが食べたくなったので大盛のナポリタン(冷凍)を選択。
チーズをたっぷりかけて、タバスコと目玉焼きをトッピングしてモリモリいただきます。
朝からステーキでもパスタでも平気で食べられるのは、私の数少ない美点です。
ザックには、ビニールシート、トイレで使えるポケットティッシュ、くし、日焼け止め、タオル、財布、スマホを装備。
これも、レースごとの定番セットです。
女子としては驚異的な荷物の少なさですが、更衣室の無い会場で走る時は着替えをしないので、こんな程度で十分。
化粧直しはしないので(どうせ落ちるんだから化粧しないの。日焼け止めだけのマロ顔ですわよ)、サングラスと帽子で顔を隠して出陣します。
早朝の電車のなか、顔を隠した中年女がバナナをむさぼり食いながらスマホを見ている姿・・・コワイ…
毎回、よくも通報されないもんだなと思います。
この日は、スタートから少し雨が降っていたので、事前の水分補給は少なめにしておきました。
暑い日のレースは、1Lくらい飲んでからスタートラインに立ちます。
雨が降ったり気温が低いような日のレースは、そんなにローディングしちゃうとレース前や途中にトイレに行きたくなってしまうので
この日は少し、気を付けたのです。
でも、やっぱりスタート直前にトイレに行きたくなってしまったorz
不思議なもので「今日は、トイレに気を付けたからね。トイレ、行きたくならないよね」なんて心の中で唱えると
それがフラグになって(!?)、とたんに膀胱がピュキーン!となります。
たぶん、気持ち的なものなんですよね…繊細なんだわ、わたしの膀胱。迷惑千万。
とりあえず、膀胱くんには「ゴールまで我慢しろ!なんなら毛穴から(以下略)!」と言い聞かせて
無理やり尿意を忘れることにしました。
今回のレース会場は、コース途中にトイレが設置されていません。
トイレ休憩は、即座にDNFを意味します。
なお、そんな条件のレース会場でどうしてスタート前にトイレを済ませておかなかったのかというと
荷物預かりが有料のコインロッカーだったからです。
一度荷物を預けると、もう一度お金を払わないと再ロックできない仕様だったのですよね…
ケチで鳴らしているあたくしに、二度もロッカーを開けるなどという選択肢は、ないのです。
なので、私の大事なティッシュペーパーちゃんは、会場に到着するやいなやコインロッカーの中に飲み込まれてしまい
以後レース終了まで、出てくることは叶わなかったのでした…
スマホも使えなかったから、スタートまでの時間が長かった…。
有料のコインロッカーめぇぇぇ
そんな感じで、トイレにも行けずスマホもいじれないままボサっとしているうちに、あっという間にスタート時間に。
腰にはボトルポーチに2本のドリンクを差しています。
ドリンクは、100%オレンジジュースをスポドリで割った特製仕立てです。
腰には、3つのジェルと8個の塩飴。
腕にはガーミンのスマートウォッチ、ギアはアシックスのマラソン用シューズ、CWXのタイツ、五本指ソックスにアンダーアーマーのインナー、サイクルウェア、オークリーのアイウェアにナイキのランニングキャップ…これが私のMAX戦闘服です。
二本のドリンクボトルを腰にさすときは、気分は宮本むさしです。
ハーフマラソン以下のときは、1本だけなので、2本は特別なレースの時だけなのですよね。
勇気凛々、勇ましい気持ちでスタートラインに立ちます。
そしてスタートの号砲と同時にボトルを1本落として
「Nooooo!むさし大失敗ーーー!」となったりしましたが(その瞬間、強引に忘れ去っていた尿意が戻ってきて焦りました)
とりあえず、無事にスタートを切れました。
鳩子2021年10月、42.195kmのスタートです。
以下、「その2」につづく