私の愛機SV1000Sは、委員長(夫)の愛機TL1000Rとエンジンがお揃いなのですけれど
実のところ、「どーしてもSUZUKI車に乗りたかった!」とか「ちょっとマニアックなペアルックがしたかった」
などという趣旨で選んだ機体ではありません。
単純に、見た目が好きで飛びついて買った機体が、夫愛機の兄弟マシンだったんですよね~
いや、そりゃまぁ、夫のTLのエンジン音をアホほど聞かされて(TLのほうがパイセンなのです)無意識にツイン愛をインプリンティングされた向きはあるかもしれませんが
大型免許取得当時は、「ツインはいいよね~。やっぱファイアーストームの黄色よね!」なんて、思っていたものです。
SUZUKI車に、特別な思い入れとかこだわりがあったわけではなくて
ただ単純に、夫に連れられて行った某S〇Sで「今度発売される新車のカタログだよ~」と渡されて見てしまったのが、うちのSV子のおケツ写真だったわけで・・・
もう、一目でお尻に惚れて、即購入を決意したという顛末なのでした。
結果的に幸せになったし、某〇BSはずっと親切で頼りになるし、ほんと買ってよかったですけどね^^
愛は地球を救う。バイクは鳩を救う。ラブイズマネー(あ、間違えた)
購入して3年経ってから出産したので、走行距離は伸びていないのですが(遠出しないからね)
帝王切開3か月後にはライダー復帰しましたので、乗らずに放置した期間は割と短めです。
たまに夫が痴漢(私の代わりにエンジンに火を入れること)してくれてたので、バッテリー上がりすら、経験少な目なのでした。(良かれと思ってバイクに手をかけてあげくに痴漢呼ばわりされる委員長乙)
というわけで、私の愛機が18年物。夫の愛機は、さらに数年、パイセンです。
うちはインナーガレージですので、保管状態は最上クラスなのですが
(余談ですが、インナーガレージは本当に保管上で最強です。アウターガレージでも雨風は凌げるんだけど、あっちは温度変化が大きいのですよね。その点インナーガレージはぜい弱な人間仕様の温度管理ができますので、塗装に大変優しいのです。おススメ)
それでも、どうしても経年劣化に勝てない部分があります。
それは・・・電気系。
塗装もエンジンも、室内保管でだいぶ劣化が軽減されるのですが
電気系だけは、なかなか素人メンテも行き届きませんし、修理も厄介です。
バッテリーの充電くらいは常に行っていますが、ハーネスや接点部品の劣化は・・・もう、どうしようもない。
まぁ、それでも自前で全部やっちゃう人もいるとは思うのですが、私は、あまり手を出さないようにしています。そこはプロにお任せなのです。
委員長は、私よりははるかにいろいろとメンテできる人ですけども、それでも、電気系に関しては、機械部品よりも慎重にプロにお任せしている気がします。知らんけど←
という、前振りのもとに。
先週末、車検から帰ってきた愛機に火をいれるべく、久しぶりに夫婦2台でおでかけしようとしたところ
カチ・・・ひゅるる・・・
カチ
カチ
プス
(しーん…)
という、大変静かで恐ろしい事態が起こってしまいました。
ティ・・・ティ・・・TLーーーーー!!!
キーを回しても、うんともすんとも言わないTL機。
えーーーー!!
車検から帰ってきたばかりやん!?
どうしたTLーーーーー!!!!
と慌てる私をよそに、オーナーである委員長は、冷静そのもの。
キルスイッチ、問題なし
セル・・・1回回った
メインスイッチ・・・1回目オン。2回目、オンせず。
クラッチスイッチ・・・接点確認(一度外して潤滑剤→差し直し)
「・・・うむ('ω')ノ・・・こりゃ、とうとう来たか?」
えーーーーーー( д) ゚ ゚
そんな~( ;∀;)
・・・と慌てつつも、頭のどこかの部分では
「出会いと別れは突然に。そう・・・電気系トラブルは、突然にやってくる・・・」
と、少し詩的(?)なことを冷静に考えていました。
うん・・・。
どう考えても、電気系のトラブルだよねぇ
電気って、オンかオフかのゼロイチ野郎ですからね…トラブるときは、予兆もくそもなく突然やってくる。
その後、再始動を試みたらあっさりとメインスイッチがオンしたのですが
こんな状態でツーリングに出たら、出先で立ち往生するかもしれません。
残念ですが、その日の2台ツーリングは諦めて、そのままバイク屋さんに預けることにしました。
さらば、TL・・・今度はいつ会えるのかしらね(※車検で2か月帰ってこなかった経歴有ww)
と、いうのが先週土曜日の話。
明けて、翌月曜日。
なんと、TL、ナオタ☆
二日で直ったーーーーーー!!!!!
車検は2か月かかったのに、なんと、厄介だと思ってた電気系のトラブルは二日で直った!!!!
車検は、サスペンション屋さんの都合で異様に時間がかかってしまったようですが
このたびのトラブルはショップのメカさんのご厚意で、素早く対応してもらえたようです。
過去最速じゃないかな~~~感謝感謝♡良かった、部品あって!←
どうやら、スタータースイッチの接点不良で、焼き付いていたようです。
あれだ、ほら、叩いたら直る系のやつ(笑)←そして出先で静かにお亡くなりになるパターンの奴
いや、でも
廃番になったバイクに乗るということは、常にトラブルや部品の調達を心配しないといけませんから
今回のことは、決して他人事ではありませんでした。
勉強になったし、幸運でもあったよね。
すごいね~~~~たった二日で直ったよ~~~~
S〇Sさん、いつもありがとうございます!!!
せっかく過去最速で直ったので(あ、もう家に帰ってきましたよ♡)、また夫婦ツーリングを企画せねばなりません
はやくワクチン打ちたいな~
そんで、2台でツーリングに行くんだ( `ー´)ノエイエイオー
楽しみです
今日は「古い機体に乗るということ」の実態をリアルにお届けしました。
うん、意外とイケますよ(笑)
インジェクション車だから、旧車とも言えませんけど、部品の調達がちょっと心配なお年寄り車両・・・あなたも乗ってみませんか?楽しいよ~