RIDERIDERUN

中年女子の運動日記です

2023家族登山~出発編~

さぁ!行くぞ、高野山!!!

 

と、息まいて登山計画を立てた2週間前。

いざYAMAPでルートを引いてみたら

「参詣道、6月の豪雨により全面通行止め」

のお知らせが出ていて、撃沈したのでした。

 

おぉぅ・・・

高野山って確か、龍が伏せている形、と言われてるんですよね。

なので山に登った空海さんが「あれ?ここに町を作ったら、龍のご加護がもらえるんじゃね?」と思いついて

そんで、実際に作ってみたら高山なのに水が湧いてわ~いわ~い\(^o^)/

…てな話を聞いたような気がします。

あーあーあー…高野山のドラゴンさん、今年はヤンチャが少し過ぎたのね…大水かよぅ…

 

とはいえ、せっかく家族登山のために仕事も調整を付けていたので

もったいないから代替案を検討することにしました。

 

そこで思いついたのが、伊吹山

日本百名山の一つ。

伊吹山は大好きな有名登山ブログ「図解ひとり登山」でも紹介されていた、著名な登山スポットなのです。

 

標高、よし!

アクセス、良好!!

いいねヾ(≧▽≦)ノ行こう!伊吹山!!

 

と、息まいて登山計画を立てた2週間前。

いざYAMAPでルートを引いてみたら

「7月の豪雨により登山道閉鎖」

のお知らせが出ていて、撃沈したのでした。

 

撃沈2連発

 

これはもう、今回の家族登山は諦めたほうがいい、という山神様の啓示なのかね…_( _´ω`)_ペショ

・・・と、諦めかけたのですが、その時、鳩の神様から別の啓示が降りたのです。

「汝、恵那山に登るべし。」

 

…ま、YAMAPで地図を眺めてたらふと目に付いた、ってうだけなんですけども。

恵那山。

うーん・・・どこかで誰かに聞いた気が、する。

 

たしか、そこそこ高い山だったような…と、気になって調べてみたら

難易度と言い体力度といい、実にいい塩梅の山であるようなのでした。

 

伊吹山よりも近くて、しかもちょっと難易度もお高め!!

 

いいね!いいじゃないの恵那山!!

行くぞ、恵那山ーーーー!\(^o^)/

 

 

と、息まいて登山計画を立てて、今度は本当に登ってきました!

3度目の正直ッ(`・ω・´)

 

ここで、恵那山(えなさん)の概略をご紹介します。

恵那山は、長野県阿智村岐阜県中津川市にまたがる中央アルプス南端の山で、標高2,191mの山です。

 

標高2,000m超えの山、とは言っても登山口が1000m以上のところにありますから

獲得標高(実際に登る量)は1000mちょっとです。

まぁ、多少登山に慣れた人なら「気軽に日帰り登山できる山」に分類していると思います。

(もちろん、私ら家族は全員白目を剥きました)

 

この山は、日本百名山の一つにも数えられている由緒正しき山です。

たしか万葉集にも登場してたはずです。うむ、ほんとに古くて偉い山。(えらい?)

ちな、「日本百名山」というのは文筆家・登山家の深田久弥氏が執筆した山岳随筆集なんだそうです。

彼が自分で登って気に入ったお山を選出したものらしく、それが今の時代でも支持されて語り継がれてる、っていうのはなかなかすごいことだと思います。

選出基準は「品格・歴史・個性を兼ね備えた原則標高1,500m以上の山」だそうですよ(*^_^*)

 

原則…と書いてあるあたり「さてはめちゃくちゃ低い山もリストにあるな?」と匂っていましたので

さっそく選出リストの内容を確認してみたところ、なかなかに興味深い内容となっていました。

 

富士山が、意外とランクが低いんだな~、とかw

昭和新山はリストに入ってないんだ!とか(歴史、がダメなのかもしれない、新しいし。)

あの大人気山の高尾山がリスト外だ!!とか(標高だろうなぁ、あの山、低いもんねぇ)

おいおい筑波山くん、高尾山はダメなのに君はランク入りしてるのか!!!とか(標高800mちょいの山なのに~)

 

YAMAPでは、これらの百座に独自の評価項目を設けて、ランキングとして一覧にしてあります。

「難易度」や「体力度」によるランクが可視化されているので、今後の登山に大いに参考にさせてらおうと思いました。

 

登山では、「難易度」と「体力度」が別々に定義されているんですね!

面白いな~、と思いました。

いや、よくよく考え見たら普通のことかな???バイクでもランニングでも、「技術」と「体力」は別のことだもんね。

 

例えばバイクだと「下道で1000km日帰り」とかになると「体力度☆☆☆」で、「筑波サーキットで1分10秒台」とかになると「難易度☆☆☆☆」くらいかな(※数値に関しては素人が適当に想像しただけのものです、念のため)

ラソンだと、「フルマラソン4時間以内完走女子」で「体力度☆☆難易度☆☆」、これが3.5時間以内になると「体力度☆☆☆☆難易度☆…スタッフー!ちょっと星が足りないから持ってきてー!(座布団か!)」って感じなんじゃないかな。

 

私の場合、体力はそこそこ攻められるのですが(☆で3はイケる)、難易度は、できるだけ低いほうがいいです。

☆2がmaxかな、川渡とか岩登りは怖いから嫌いなんじゃよ(´;ω;`)ウッ…

 

っていうか、深田さんのいう「山の品格」って、何なんでしょね???

あ、トイレがあるとか?お花が咲いてるとか???

品のない山・・・。想像できないな・・・。

 

YAMAP調べによると、恵那山は難易度☆☆、体力度☆☆☆の山なのだそうです!

なんと、富士山と同格www

 

そんな感じで

「ギリ日帰り可能、でもけっこう苦労しそう」なお山を見つけましたので

家族で恵那山登山に挑戦することにしました。

 

長くなってしまったので、本番に関してはまた後日記事にします!

次号「山の品格とは?鳩子、一本橋に泣く」に続きます。

それでは、また\(^o^)/