さぁ!行くぞ、高野山!!!
と、息まいて登山計画を立てた2週間前。
いざYAMAPでルートを引いてみたら
「参詣道、6月の豪雨により全面通行止め」
のお知らせが出ていて、撃沈したのでした。
おぉぅ・・・
高野山って確か、龍が伏せている形、と言われてるんですよね。
なので山に登った空海さんが「あれ?ここに町を作ったら、龍のご加護がもらえるんじゃね?」と思いついて
そんで、実際に作ってみたら高山なのに水が湧いてわ~いわ~い\(^o^)/
…てな話を聞いたような気がします。
あーあーあー…高野山のドラゴンさん、今年はヤンチャが少し過ぎたのね…大水かよぅ…
とはいえ、せっかく家族登山のために仕事も調整を付けていたので
もったいないから代替案を検討することにしました。
そこで思いついたのが、伊吹山。
日本百名山の一つ。
伊吹山は大好きな有名登山ブログ「図解ひとり登山」でも紹介されていた、著名な登山スポットなのです。
標高、よし!
アクセス、良好!!
いいねヾ(≧▽≦)ノ行こう!伊吹山!!
と、息まいて登山計画を立てた2週間前。
いざYAMAPでルートを引いてみたら
「7月の豪雨により登山道閉鎖」
のお知らせが出ていて、撃沈したのでした。
撃沈2連発
これはもう、今回の家族登山は諦めたほうがいい、という山神様の啓示なのかね…_( _´ω`)_ペショ
・・・と、諦めかけたのですが、その時、鳩の神様から別の啓示が降りたのです。
「汝、恵那山に登るべし。」
…ま、YAMAPで地図を眺めてたらふと目に付いた、ってうだけなんですけども。
恵那山。
うーん・・・どこかで誰かに聞いた気が、する。
たしか、そこそこ高い山だったような…と、気になって調べてみたら
難易度と言い体力度といい、実にいい塩梅の山であるようなのでした。
伊吹山よりも近くて、しかもちょっと難易度もお高め!!
いいね!いいじゃないの恵那山!!
行くぞ、恵那山ーーーー!\(^o^)/
と、息まいて登山計画を立てて、今度は本当に登ってきました!
3度目の正直ッ(`・ω・´)
ここで、恵那山(えなさん)の概略をご紹介します。
恵那山は、長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる中央アルプス南端の山で、標高2,191mの山です。
標高2,000m超えの山、とは言っても登山口が1000m以上のところにありますから
獲得標高(実際に登る量)は1000mちょっとです。
まぁ、多少登山に慣れた人なら「気軽に日帰り登山できる山」に分類していると思います。
(もちろん、私ら家族は全員白目を剥きました)
この山は、日本百名山の一つにも数えられている由緒正しき山です。
たしか万葉集にも登場してたはずです。うむ、ほんとに古くて偉い山。(えらい?)
ちな、「日本百名山」というのは文筆家・登山家の深田久弥氏が執筆した山岳随筆集なんだそうです。
彼が自分で登って気に入ったお山を選出したものらしく、それが今の時代でも支持されて語り継がれてる、っていうのはなかなかすごいことだと思います。
選出基準は「品格・歴史・個性を兼ね備えた原則標高1,500m以上の山」だそうですよ(*^_^*)
原則…と書いてあるあたり「さてはめちゃくちゃ低い山もリストにあるな?」と匂っていましたので
さっそく選出リストの内容を確認してみたところ、なかなかに興味深い内容となっていました。
富士山が、意外とランクが低いんだな~、とかw
昭和新山はリストに入ってないんだ!とか(歴史、がダメなのかもしれない、新しいし。)
あの大人気山の高尾山がリスト外だ!!とか(標高だろうなぁ、あの山、低いもんねぇ)
おいおい筑波山くん、高尾山はダメなのに君はランク入りしてるのか!!!とか(標高800mちょいの山なのに~)
YAMAPでは、これらの百座に独自の評価項目を設けて、ランキングとして一覧にしてあります。
「難易度」や「体力度」によるランクが可視化されているので、今後の登山に大いに参考にさせてらおうと思いました。
登山では、「難易度」と「体力度」が別々に定義されているんですね!
面白いな~、と思いました。
いや、よくよく考え見たら普通のことかな???バイクでもランニングでも、「技術」と「体力」は別のことだもんね。
例えばバイクだと「下道で1000km日帰り」とかになると「体力度☆☆☆」で、「筑波サーキットで1分10秒台」とかになると「難易度☆☆☆☆」くらいかな(※数値に関しては素人が適当に想像しただけのものです、念のため)
マラソンだと、「フルマラソン4時間以内完走女子」で「体力度☆☆難易度☆☆」、これが3.5時間以内になると「体力度☆☆☆☆難易度☆…スタッフー!ちょっと星が足りないから持ってきてー!(座布団か!)」って感じなんじゃないかな。
私の場合、体力はそこそこ攻められるのですが(☆で3はイケる)、難易度は、できるだけ低いほうがいいです。
☆2がmaxかな、川渡とか岩登りは怖いから嫌いなんじゃよ(´;ω;`)ウッ…
っていうか、深田さんのいう「山の品格」って、何なんでしょね???
あ、トイレがあるとか?お花が咲いてるとか???
品のない山・・・。想像できないな・・・。
YAMAP調べによると、恵那山は難易度☆☆、体力度☆☆☆の山なのだそうです!
なんと、富士山と同格www
そんな感じで
「ギリ日帰り可能、でもけっこう苦労しそう」なお山を見つけましたので
家族で恵那山登山に挑戦することにしました。
長くなってしまったので、本番に関してはまた後日記事にします!
次号「山の品格とは?鳩子、一本橋に泣く」に続きます。
それでは、また\(^o^)/