先日、長男と山歩きをしながらキノコの話をしました。
長男「縄文時代くらいの昔の人ってさ、生えてるキノコが食べられるかどうか判断するのに、まず隣の人に勧めて食べさせたんだって。で、しばらくその人の反応を見て、大丈夫だったらOK!食べられる!…って判断したらしいよ。古代人の知恵だよね」
という話をしてくれたのですが
私「…それ、誰が言ってたの?え?学校の先生??…うーん、いや、古代人の知恵はすごいと思うんだけどさ…それ、食べさせられた隣の人が死んじゃったら、テヘペロで済ませるのかな?勧められてうっかり食べちゃった古代人もたいがいだけど、そのうっかり古代人の奥さん、激オコじゃない?」
長男「・・・うっかり古代人、既婚男子の設定なんだ?女子は利口だけど、男子はバカってこと?」
私「っていうか…それ、誰がどうやって伝えたんだろうね?縄文時代、文字とかなかったよね?」
長男「…口伝じゃね?」
私「俺の祖先、うっかり古代人でさー!…って、何世代言い伝えるんだよ!!黒歴史すぎる!!!!」
まぁ、長男の結論としては「もっとも確からしい妄想を仮説という」ということのようですので
”うっかり古代人説”は、どっかの歴史の先生の仮説なんでしょう。知らんけど。
←長男が生まれた頃から弊ブログを読んでくれてる人もいますが、彼、本当に大きくなったでしょう?来年は大学受験生です。
今回使用したルートは、定番の中登山道ルートです。
キレットあり、鎖場あり、ハシゴもロープ場もあるスリリングなコースでした。
いやもう…写真がダサすぎて伝わらないと思いますが、とにかく怖かった(ノД`)・゜・。
これまでの登山は、恵那山を除けば「山歩」の名にふさわしいフンワリとした登山だったのですが
御在所岳はほんとに怖かった…ロープ場で足を滑らせて背中からビターン!とコケること2回。
初めて登山用ヘルメットが欲しくなりました。
泣いた。全米が、全鳩子が泣いた。
(いや、うそだな。真剣すぎて泣く暇もなかった。泣いたのは山頂についた後ですw)
キレット、というのはポルトガル語で「鳩の宝石」という意味で・・・
というのは嘘で、日本語由来で「切戸」と書きます。
V字状態に深く切れ込んだ岩稜地帯のことです。怖いよー!もう二度と行きたくない( ノД`)シクシク
事前に調べておいた登山情報では、「ゆっくり登れば初心者でも十分に登攀可能な初級コース」ということだったのです(そして実際、超ド初心者の私が無事に踏破できたわけですけども)
かなり、かなーり怖いです!そこんとこは、しっかり書いておく。
スニーカーで登るのはやめたほうがいいし、手袋装着も推奨します。
御在所岳にはほかにも「裏登山道」や「峠登山道」と呼ばれるルートもあるのですが
そちらのほうが初めての方にはおススメです。
私が参考にしたサイトの方は、結構な上級者さんだったらしく、「中道登山道は緩やかで初心者向けです」と紹介されてたんですが、いやいやw泣いたからね、私www
(岩場が多めですので、そういうのが好きな人には本当におススメなんですよ!)
私が大好きな自転車ブロガーさん(女性)が使う表現に「イマジナリー玉ヒュン」という言葉があるのですが(笑)
今回、まさに「それだ!これこそ、イマジナリー玉ひゅん案件だ!!!」って思いました。
したよー!イマジナリーな玉がひゅーーん!!ってした!!!(玉って言うな)
同行してくれた委員長は「イマジナリーじゃなくてもヒュンヒュンするぞ」と申しておりました。
そうなのか・・・。ホンモノもするのか・・・。←
頂上の神社も望湖展望台も堪能して
帰り道はロープウェイに乗りました。
もうね、怖すぎて下れなかったよ・・・登りで力尽きました、ワタクシ。笑いたくば笑え(でもほんとに笑ったらグーパンね。)
登山者としては雑魚すぎますけど、ロープウェイはロープウェイで楽しかったです。
アトラクションでは見たことないような急こう配(笑)
あれは、普通に面白いですね。お天気がいい日にまた乗りに来たいです。
この日はガスが濃くて、有名な「おばれ岩」も「地蔵岩」も全然分かりませんでした。
せっかく受験生がいるっていうのに、地蔵岩が見れなかったのは残念~!
登山中はガスガスで、山頂に着いたらピーカンに。
そしてロープウェイに乗るころにはまたガスガス・・・こういう急激な天気の変化が、さすが1000m級だなぁと感じました。
登山記録はこんな感じです。
獲得標高自体は、まぁこれまでとさほど変わらなかったのですが
やはり、標高が高いと植生が変わりますね。道がイワイワする。
土があっても、しょせんはザレ場なので(岩盤の上に小石がサラサラしてる場所)豪快に足が滑ります。ぜんぜんグリップしやがらねぇ
登山の難易度は、これまでは獲得標高と所要時間をベースに判断していました。
あとは、岩場や鎖場がないかどうかをチェックする程度だったのですが、それだけでは不十分だと、今回のことで学びました。
「キレットも多少ありましたが、小さな子供連れで登りました☆」みたいな記事があったとしても、信じてはいけない(笑)
いや、その記事を書いた人がお子さん連れで登ったこと自体は本当なんだと思いますが、子供って、身体が軽いから、岩場とか結構平気なんですよねぇ。
だから、その人は怖くもなく簡単に踏破できたのだと思います。
ヘボの運動音痴中年が、同じようにできるわけがない(´・ω・)
高い山は、やっぱり怖いです。
高い山、嫌い!!もう二度と登らな・・・
二百・・・こんな山が他にも199座??
高い山、もう二度と、軽い調査だけで登ったりしません。
次はもっとしっかり調べる!待ってて、199座!!!
調べたって、怖いもんは怖いんだから結局練習するしかないんだけどね…心構えができてると、ちょっとは違うやん?
まだまだテントは買わないぞ。
そう誓った、2023年の秋なのでした。
荒島岳は、今年はもう無理かな~~~~
伊吹山、はやく復旧しますように!!!
いつか、長男も連れて、登りも下りも自力で踏破しようと思います☆
以上、御在所岳レポートでした♡