弊ブログは、閲覧者数も少ない極小ブログなんですけど
それでも、まぁ、私が口づてで話して回るよりはたくさんの人の耳(目)に入ります。
で、567に関しては、いまだに周囲の人の中には
「自分はこれまでの経験から言って感染しにくい体質だ」とか
「あまり外を出歩かない生活だから、自分は感染しにくいはず」
「身内や職場にはあまり感染者がいないから、話に聞くほど流行しているわけじゃないっぽい」
などと、思っている人がいるようなので
そういう人に向けて、我が家の567騒動2回目の話を書こうと思います。
2023年9月現在、とうとう政府も第9波の存在を認めました。
感染の波は収まってないですし、むしろ増えています。地方都市でも、です。
感染の経路や症状も、感染後の経過も、ほんとうに人によってさまざまなので、
「自分は、少し体調が悪いけれど、話に聞いている567のパターンとは違うからOK」と思い込んでしまわないように、少しでも参考になればと思い自らの経験を書きます。
先日、我が家の某I氏(個人情報に配慮して匿名で書いております←ここ、笑うところやで?)が、二度目の567に感染しました。
身近に感染者が居ない方は、「マスクや手洗いなどの感染対策ができていない人が感染する」と思っている(ひょっとしたら)かもしれませんが
I氏は、普段からとても慎重な性格で、感染対策には気を使ってる人でした。
うん。
我が家の中でも一番神経質ですね(現在進行形)。
人混みにもでかけないし、マスクは常時鼻までかけている。
外食も旅行も最小限にしているし、仕事中でもうがいや手洗いは欠かしません。
彼は一年半ほど前に一度感染を経験しているので、免疫もできていると思っていました。
ワクチンも当然のように4回打っていますし、普段から体は丈夫で健康な人です。
でも、2回目の感染に遭いました。
日曜日の夜に、少し腰痛と倦怠感を感じて、早めに就寝。
月曜日の朝、ちょっと声がかすれていたので、私が検温を勧めてみたところ
37.2℃でした…567関連のガイドラインに書いてあるよりも、少し低めの体温。
月曜日の朝には、前日に感じた倦怠感も薄れていたので、まさか567ではないだろうと思いつつも一応自宅の検査キットで検査してみたところ、
結果は陰性の判定がでました。
その場合は、病院でも検査してもらったほうがいいだろう(※後述)と判断したので、
その日は出勤を見合わせました。
その日、熱は7度8分まで上がったそうですが、翌朝には平熱まで解熱。
その時点では、のどの痛みもほとんど無かったそうです。
そんな経過だったので、火曜日は、検査をするべきか(病院へ行くべきか)を一瞬迷ったそうですが
万が一にでも陽性だったら、家族も職場の人も危険に晒すことになると考え、
彼は検査を受けることにしたのでした…結果が陽性。
これまでの経緯より、「これはただの風邪で、さすがに567ではないだろう」と私は思っていたので
この結果には非常に驚きました。おそらく、I氏本人もそうとうに驚いていたと思います。
この時点でも、のどの痛みは軽微だったそうです。
そこからは、私も息子たちも濃厚接触者として、バタバタしました。
2023年9月現在、567は第5類に指定されていますので、濃厚接触者になったとしても
自宅待機になるわけではありません(※所属している団体のルールにも拠ります)。
とはいえ、その後に感染者となる可能性が非常に高いので、所属している団体責任者への報告は、社会人(会社ってだけでなく、他人と共同生活している人全般)として、必要だと思います。
参考までに、私の職場では、濃厚接触者は、3日間ほど他の人とは隔離された部屋で業務を継続することになっています。
その後、発症しなければ元の環境には戻ってこられるのですが、部屋を移動したり一時的な作業環境を整えたりするのは、とても手間がかかりますので、敢えて濃厚接触者になったことを報告せずに業務を継続する人も、一定数いるようです。
まぁ、ひとたび発症すれば休まざるを得ないわけですし、そうすれば隠し通すことはできないわけですから
そうなったらそうなったときで、その時にまとめて報告すればいいや。っていうか、自分は多分感染してないのにいちいち報告するのも面倒だ・・・という理屈のようですね(あくまでも、噂をベースにした私の憶測ですけどね。個人の感想です、ってやつです)
それから、市販の検査キットについてですが
私が前回の567騒動の時に購入してストックしておいた検査キットは、研究用のものでした。
当時はそれしか市販されていなかったのですが、今は医療用のものも薬局で購入できるようです(ただし調剤薬局に限るみたいですが)。
インフルエンザの検査も同時にできるキットが、1個2000円程度で売られています。
私も、今回のことを機に医療用にものに買い換えました。
※
検査キットで陰性→病院に行って検査する
検査キットで陽性→確実に陽性なので、病院に電話して対応を聞く。自宅待機。
という運用をしています。ご参考までに。
翌日の水曜日、熱はその後も上がらなかったけれど、のどの痛みが強くなったそうです。
I氏、金曜日にはのどの痛みも回復し、日曜日の午後から隔離部屋から出てきました。
月曜日には、会社から配布された検査キットで陰性を確認して、出勤していきました。
今回も、家ではトイレを完全に分離して共有しませんでした。
シャワーは、木曜日くらいから使っていたと思います(ほかの家族が全員家を出てから、です)。
食事は、3食私が作って部屋に差し入れました。食器類はすべて隔離部屋の中で消毒用ウェットシートでふき取り、私以外は絶対に触らないようにしました。(なので、食器がふき取りやすいメニューになるように献立を組みました…この辺りは、自炊の便利なところです)。
家族は全員、家の中でも常時マスクを装着。
全員、2時間ごとに手洗いうがいを実施しました。
それらの対応が、本当に意味があったのかどうかは不明ですが
ひとまず、今回も家族感染はゼロで乗り切りました。
第9波の状況から言って、家族に感染者が居ても居なくても、みんなどこかしらで菌に暴露されている環境だと思います。
そんな中で、感染する人と、しない人とが居ます。
私たち家族が感染しなかったのは、体質の問題なのかもしれないし、感染対策が効いていたのかもしれない。ただの偶然かもしれない。
感染を防げた原因が、具体的に何なのかはわかりませんが、
大事なのは、少しでも体調に不安を感じたら出勤(登校)を見合わせること。
その後検査をして、確認すること。
「自分はたぶん大丈夫。」と思い込まないことが肝要だと思います。
症状が軽いうちから出勤を見合わせて、検査を受けてくれたI氏に深く感謝してます。
ありがとよ、委員長。君は家族を守ったよ!
昨今、マスクをしないで外出する人が本当に増えました・・・どんなに自分はマスクをして気を付けていたとしても、防ぎきれないときはありますよね。
なので、私は、感染してしまうこと自体は仕方ないと思っています(いや、もちろん、このご時世に人混みに突入してウェイウェイして感染する人には同情しません)けれど
感染した後の対応については、その人の、ひととなりが出ると感じています。
すぐに熱が下がったから自分は567じゃない、咳が出てるけどこれはきっとただの風邪。
そう言い張って咳をしながら外を出歩く人を見かけたら、私は、舎弟鳩にポトリを命じようと心に誓ってます。
後遺症だって本当に怖いんだから、「ただの風邪」だなんて、とんでもない!!!
みなさまも、どうぞお体ご自愛くださいね
今回は、この辺で筆を置こうと思います。
次回は、楽しい山の話を書くよ!
では、また\(^o^)/