拝啓 青猿さま
いつも弊ツイートにいいねを押していただき、ありがとうございます。
寒さ厳しい折、いかがお過ごしでしょうか
体調は、その後戻られましたでしょうか
この冬は、私も身体の不調に大変悩まされました。
いまは、山場は越えたものの完調状態とはまだ言えず、体力を取り戻すべく日々頑張っております
青猿さんのことは、子供の年齢が近いことやランニングやバイクの趣味が共通していることもあって
勝手に親近感を抱かせていただいてます
実はわたくし、この冬、コロナ渦を経験いたしました。
今日は、青猿さんのこれからの復調を願うとともに
同じようにコロナ渦で苦しむ人に少しでも情報を届けられたらと思い
私の体験期をブログに書くことにしました
体調が戻られましたら、ご一読いただけると幸いです
我が家は、夫:委員長(会社員)、私(会社員)、長男(中学生)、次男(中学生)の家族構成です。
全員、ワクチンは2回とも接種済です。
平日は、会社(学校)と家とを往復するのみであり、休日も、外出は最小限にしていました。
もちろん、全員外ではマスクをつけていましたし、手洗いもうがいも、毎日していました。
ただ、家の中ではマスクを外していましたので
「最近、感染者も増えてきたし、家の中でもみんなマスクしようか~」
という話になり、自宅の中でも家族みんなマスクをするようになりました。
それが、とある日曜日の午後のことで
委員長が発熱したのは、その日の夕方でした。
体調の異常を感じた委員長が検温して発熱を確認し
彼はそのまま、2階の夫婦の寝室に移動しました。
私は1階の客間で寝るようにし、寝室に置いてあった寝具とは別の客用布団を敷きました。
その日はたまたま、彼が2階のトイレしか使用してなかったので、子供達には絶対に2階のトイレを使わないように厳命し
家じゅうを換気して消毒しました。
その後、病院は月曜の夕方にしか診察予約がとれなかったので
家族全員、月曜日は学校も仕事も休んで、外出をせずに家の中で過ごしました。
そして、祈るような気持ちで、委員長の検査結果を待ったのでした。
残念ながら、祈りは届かず、委員長の検査結果は陽性でした。
正直なところ、我が家のメンバーで感染対策に一番熱心だったのは委員長なので
今から思い返しても、一体どこで感染したのか、経路がよく分かりません
発症のタイミングからいって平日…つまり会社で感染した可能性が高いのですが
会社は組織としてきっちり対策を講じていますし、周囲の人にも感染はなかったので
本当に、今でも不思議です
オミクロン株での感染は、この「一体どこで…?」というセリフを、周りでもよく耳にする気がしています
幸い、委員長は持病も喫煙歴もなく、ワクチンも接種済だったので
重症化はしそうにありませんでした
とは言っても、軽症でも相当に辛いとは聞いていましたし
彼は会社でも責任のあるポジションの人だったので、
これからいろいろと大変だろうな…ととても気の毒に思ったものでした。
そして私は、濃厚接触者になってしまった息子たちを
絶対に、絶対に感染させてなるものか!と
決意に燃えた月曜日の夜だったのであります。
とりあえず、時期的にオミクロン株での感染であることは確実だと思いましたので
発症から3日を乗り切れば、家庭内での感染のリスクは下がるかな?と
予測を立てました。
1日、2日と乗り切り三日目の水曜日を迎え
なんとか乗り切れそうだと感じはじめたその矢先・・・
水曜日の午後、次男が体調不良を訴え始めたのです
これはもう・・・間違いないか(;´Д`)
やっぱり、家族内での感染を抑えるのは無理なのか・・・・
と、半ばあきらめつつ病院に向かい、検査をしたところ
次男、陰性でした。
どうやら、家の中での換気を徹底したところ
そのあまりの寒さに、風邪を呼び込んでしまったようです(-"-)
風邪をひくと、ほかの感染症(他の、っていうかこの場合コロナそのものですけど)にもかかりやすくなるでしょうから
とにかく暖かくして、栄養を取って、風邪を治さないといけません
でもとりあえず、コロナじゃなくてよかったね、がんばって風邪を治そうねと次男によくよく言い聞かせ
その日はぐったりと疲れて床につきました
そして翌朝、私は喉の痛みとともに目覚めたのです
今度は、私が発熱していました・・・・
万事休すだと思いました
山場と思っていた3日目・水曜日を乗りこえた、木曜日の朝の出来事でした。
なお、ここまでの間、委員長の食事は毎食私が用意していました。
幸い、日曜日に一週間分の食材を買い置きしておいたので
病院以外は外出することもなく、家の中で静かに過ごせていましたが
療養食はまだ届いていなかったし、食材の買い置きがない人は本当に大変だろうと思います。
ここまでの対策で良かった点は
・委員長はトイレ以外、部屋からでない(トイレは二階にもあるので、一階には一切降りてこない)
・トイレは絶対に共有しない
・委員長はお風呂も利用しなかった(私が毎朝濡れタオルとドライシャンプーを差し入れてました)
・歯磨きは2階で済ませてもらう(洗面所を絶対に共有しない)
こんなところでしょうか。
でも、これだけ気を付けていても、やっぱり家族感染は避けがたいのかな…と、がっくりしながら病院に向かいました。
病院では、医師から「旦那さんの発症時期からいって、もう、感染は間違いないと思いますので、PCR検査をしますね」と言われました。
てっきり抗原検査かと思っていましたし、PCR検査は結果がでるまでに数日かかるかと思っていたので、ちょっと意外に思いましたが
その日のうちに、すぐに結果がでたのです。
結果は
なんと(っていうのも変ですけど)、陰性でした
結果を知らせてくれた看護師さんが
「心配だったでしょう~。よかったですね。風邪、早く治るといいですね(^^)」
と笑顔で声を掛けてくれました
もう・・・もう・・・
泣いちゃうかと思いました(T_T)
安心しました・・・
次男の風邪を、どうやらもらってしまったようです
心労も大きかったですから、かなり弱っていたんだと思います
でもとりあえず、木曜日の段階で陰性だということは、
先週まで出社していた会社には菌を持ち込んでいないということが判明したので
すぐに職場に電話をして、検査結果を報告しました。
そして、気絶するように布団に倒れ込みました
これで、月曜日から出社できるようなる(保健所の指示によると、濃厚接触者の健康観察期間は7日間ということでした)と思うと
安心できるような、でも全然働ける気がしないような…嬉しいけど嬉しくない、そんな気持ちでした
その後、何度か怖くなって検査キットを買い込み、何度も検査をしましたが
無事、家族全員陰性のまま待機期間を乗り切りました。
今では委員長も無事に社会復帰し、日常を取り戻しつつあります。
とは言え、いまだに夜中に飛び起きて
「検査!検査しなくちゃ!!」
と叫んでしまうことはあるのですけどね(^^;
少々、トラウマを抱え込んだ感はありますが
今後も手洗いうがいを徹底して、感染予防に努めたいと思います
今回、家庭内感染を無事に防げたのは
ひとえに、運が良かったからだと思います
ただ、他にも敢えて理由を探すとすれば
・もっとも菌が活性化していたと思われる日曜日、家族全員家の中でもマスクをしていた(虫の知らせだったんですかねぇ??)
・風呂とトイレを絶対に共有しなかった
・家族全員、ワクチン接種のできる年齢だった
・たまたま、免疫力が高かった
ことが挙げられると思います。
家の構造上、委員長の隔離部屋とリビングとが完全に分離していたのも大きかったと思います
おしゃれな吹き抜けのリビングでなくて本当に良かった( ¯・ω・¯ )
そして、10日間、トイレ以外では一歩も部屋から出なかった委員長、GJ。
これが、小さな子供の感染だったら、こうはできなかったと思います。
金曜日から、療養食が届けてもらえたのも大きかったです。
感染者の食器を洗わなくていいし、食事の用意が要らなくなるのはすごーく助かりました
療養食のお弁当、けっこう豪華ですよね~ありがたかった!
オミクロン株での感染、重症化しにくいとはいいつつも、毎日たくさんの方が苦しんでいると思います。
そして、「感染経路がまったくわからない・・・」とつぶやいている方が多いのも、この病気の特徴だと感じています。
無症状の人も多いと聞きますし…そういうところ、すごく怖いです
熱で苦しんでいる委員長が、何度も家族に謝っている様子にとても心が痛みました
病気になった人が一番苦しいでしょうにね…ほんと、病気って嫌ですね
はやく3回目のワクチンが全国に行き届いて、コロナが撲滅できるといいですよね
私も、完全に体調が戻ったら、モリモリっとトレーニングに励みたいと思います
青猿さんも、どうぞご自愛くださいね
心と身体が一日も早く全快しますように、心よりお祈り申し上げます
そして、この長い記事を読んでくださった方のうち、一人でも多くの方が何か情報を拾ってくれれば、いいなと思います
ではでは、またお手紙書きます
次は、もっと楽しい記事で青猿さんにお手紙したいです(^^)
それでは また
草々
鳩子