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中年女子の運動日記です

令和6年度岐阜基地モニター活動第二回目レポート

2024年6月6日、令和6年度岐阜基地モニターの二回目の見学に参加してきました。

 

ちょっと記事が長くなりますし、自衛隊に興味のない人には面白くない記事だと思いますので

本文は「続きを読む」のなかに収納しました。

 

諸事情により、今回は写真少な目です。

それでもいいよ!という方は、よかったら続きをクリックしてください。

 

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よろしくお願いいたします。(あ、もちろん、ツイッタのレス欄でもDMでもOKです!お待ちしておりますm(_ _)m)

今日の記事は、以下の構成にしてあります。

 

総括

見学の概要(一日のスケジュール)

見学の詳細(岐阜基地小牧基地での見学)

次回の活動予定

 

【総括】まだ2回参加しただけですけれど、なんとなく雰囲気は分かってきました。

 

「基地モニター」とは、特に何か積極的な意見の提出や、周囲の人への広報活動を期待されるものではないようです。

完全に「お客さん」として、無邪気にサービスを享受すればいいだけのようです。

一応、何か質問すれば「検討します」というお返事はいただけますし、「次は〇〇が見たい!」という要望を出せば、可能な限り考慮はしてくれるみたいですが

なにぶん、その性質上できないことのほうが多いです。

そりゃそうだ、って感じですね^^シカタナス

 

逆に言うと、特にこちらには何も期待されてない、ってことなので

気楽に楽しく、あちこち見て回ってメモを取って楽しもうと思いました。

 

あ、何も期待されてないとは言いつつも、一応モニターには年齢制限があるようです。

参加できるのは50代までなので(ってことは、自衛隊への就職が関係しているのかな?私みたいな中年は、息子とか若い世代に自衛隊をアピールしとけばいいのかしらねぇ)、60代マヂカでモニターに興味のある人は、早めに応募しましょう!

 

【見学の概要】

岐阜基地

集合

航空機救難消防訓練見学

出勤風景見学

厚生センターでの買い物

国旗掲揚見学

中部高射群見学

小牧基地へ移動

 

小牧基地

管制シミュレータ見学

機動衛生ユニットの見学

昼食

救難救助隊の見学

空中給油機の見学

岐阜基地への移動⇒解散

 

【見学の詳細】

~航空機救難消防訓練見学~

今回、唯一写真撮影(公開)がOKな見学でした

 

 

新聞社やテレビ局も取材に来てました。

ボサーっと口を開けて消火訓練を眺めてたら、テレビ局の人にインタビューを申し込まれたので

よく聞こえなかったフリをして逃げてきました。

あ、でも、隣に若くて美人のお姉さん見学者がいたので、最初からそちらに声をかけていただけかも?

 

その後、そのお姉さんはお昼のニュースで放送されていたので、私はちゃんと逃げてよかったと心から思いました(笑)

うちの職場、お昼のニュースは食堂で流れてるんだよー。万が一、億が一つにも見つかっちゃったら気まずいじゃないかーwww

 

なお、自衛隊で消防活動に従事しているのは、専門の消防士さんだそうです。

つまり、外部から委託で消防士さんに来てもらっているのではなくて、自衛隊員が消防士の資格を取るのだという話です。

消防設備士も自前で取得するらしい…自衛隊での消火って、なにか特殊な国家資格があるのかと思ったけれど、そこは普通の消防設備士の試験なんだって。へぇ~。

 

~出勤風景見学~

基地の正門前で、隊員の方の出勤する風景を見学してきました。

 

車通勤、自転車通勤、バイク通勤なんかは普通の企業と同じですけど

「ランニング通勤」が多いのには笑ってしまいました。鍛錬の一部なんですね、きっと。

なお、ランニング通勤には別途手当てが・・・でないそうです(笑)

鍛錬は、あくまでも自分のために。ですね。

 

この見学の見ものは、岐阜基地司令などの一定以上の階級のかたの出勤風景でした。

毎日、専門のラッパ隊が生演奏でお出迎えするようです。

 

私たちも今回拝聴しましたが、ちょっと緊張されたのか、演奏は微妙に失敗してましたw

でも、となりでビシっと銃を構えてる人はかっこ良かったなぁ

あと、演奏していた女性隊員がめちゃくちゃ美人だったことはここに記しておきます(要らん情報)

 

国旗掲揚見学~

国旗をラッパ演奏付きで掲揚する様子を見学しました。

この時のラッパは、本当に素晴らしかった!

ラッパは、ピストンがないトランペットみたいな形をしてました。

といういことは、あの音階はすべてマウスだけでやってるのかしら…それとも、見えない位置にちっちゃいピストンが付いてたのかな??

 

自衛隊の音楽隊、ぜひ一度生を聴いてみたいと思ってたんですよ~

うれしかった(*´ω`)

 

~中部高射群見学~

 

た、た、たいちくうミサイル??…っぽいものを見学しました←とても自信がない

 

高台に登って、航空機が飛ぶ瞬間を眺めたり岐阜の街を睥睨したり。

 

みなさんが和やかに街並みを眺めている後ろで、私はこそこそとたいちくうミサイル(っぽいもの←)を眺めてきました。

わたし、パトリオットとか、好きなんですよねぇ。

なんか、ほら・・・頼もしいっていうか。

あのフォルムがキュンキュンするんですよ。これって恋かしら←違う

 

今回見学できたブツは、パトリオットではなさそうでしたが、でもとっても機密の高そうな機体でした。

なので、写真はありませんし、何基あったのかどんな大きさだったのかも秘密です。

私の心のアルバムにしまっておきます。

 

~管制シミュレータ見学~

自衛隊で航空保安管制のお仕事をするためには、二つの学校しかなくて

一方がお金を払って通う学校で、もう一方がお給料をもらいながら通う学校(防衛大学みたいなやつ)だという話でした。

 

その、貴重な二つしかない学校の一つが、小牧基地にあるという話で

教育に使っているシミュレータを見せてもらいました。

 

飛行場管制席(Aマン)と調整管制席(Bマン)と地上管制席(グラウンド)の連携訓練なども実演してもらいました…かっこいいーー!!

 

ちなみに、管制官のお仕事は英語がベースなので、みなさん学校を出た段階でTOEIC690点くらいにはなってるそうです。

「入学した当時は500点くらいの人もいるんですけど、卒業するころには気が付いたら690点くらいにはなってます」だって(笑)

ひゃぁ、ぜったいスパルタだなぁソレ…「気が付いたら」??ほんと???(笑)

 

~機動衛生ユニットの見学~

空飛ぶICU,機動衛生ユニットを見学させてもらいました。

 

トミー?

昔、消防署で人工呼吸の訓練したときも、同じような人形が居ましたね…「トミー」とか呼ばれてた希ガス

 

機動ユニットは、航空機に積んで移動する救急ユニットです。

小型のバスくらい(救急車?)の大きさなんですけど、なにせ3次元に揺れるので、いろんなものが工夫して固定されてました。

臓器移植とか、そいういう緊急時に使われるらしい…まぁ、航空機で飛ばすんだもんね。ふつうの緊急度じゃ使われないよね…

そういう意味では、日本でも本当にここでくらいしか見学できないと思います。

隊員の方の搬送時の苦労話なども聞けて、とっても楽しい見学でした。

 

…ん?

ということは、もしかして、この部隊には配属されたら、転勤がないんですかね??

自衛隊って、とにかく転勤が大変そうなイメージがありましたが(あ、陸自はそうでもないらしい)、ここの部署なら転勤がないのかも。

聞いてみればよかったなぁ。

かっこいいお仕事風景でした!

 

~昼食~

麻婆豆腐

今回の体験喫食は、麻婆豆腐でした。

これで430円です。美味しかった(*´ω`)

 

ちょっと辛みを足そうと思って手近なスパイスを放り込んだら、「ホットカレー」というカレー味のマーボー豆腐になってビックリしました。

うん、カレーとマーボー豆腐は別に食べたいですね。

次回、機会があったら(ないけど)「ホットカレー」には気を付けたいと思います。

 

~救難救助隊の見学、空中給油機の見学~

CH-47Jのパイロットを育成している、とか

C-130H型輸送機の説明、などの話を聞きました。

 

えーと、UH-60Aは…6時間の連続飛行が可能で1000kmくらい移動できる、とか…

この辺は、頭の中でつい(えーと、時速何キロだ??)と計算しながらメモを取ったので、字が大変乱れておりました(笑)

なので、機種名はちょっと間違っているかもしれません。

 

てか、空中給油て!!!

すごくない!!!????

めっっっっちゃすごいよね!!!!!!!

 

自衛隊の中でも、空中給油ができる人はとても限られているそうです。

 

なんかね、隊の航空機っていうと、ブルーのパイロットくらいしかイメージを持っていなかったんですけど

実際は、すっごくいろんなプロフェッショナルがいるんだなぁ…と感動しました。

空中給油・・・ロマンですよねぇ

 

プロフェッショナルといえば…

今回、救難救助隊の隊員さんにもお話を伺ったのですが

隊員のなかでも、空挺の人というのは、とびぬけたエリートみたいですね。

寡聞にして知らなかったのですが、訓練の厳しさと体力と技術力の高さで、群を抜いているそうです。

もちろん、どのお仕事もエキスパートで素晴らしいとは思うのですが…なんか、空挺の人はまた別格みたいな、そんな雰囲気がありました。へぇ~。

 

あと、今回はたまたま、アフガンに派遣された幹部候補生のかたのお話も拝聴できました。

なかなか、世間の講演とかでは聞けない、生々しい話を聞かせていただけて大変な眼福耳福でございました。

 

どのあたりまでが公開OKなエピソードなのか、私では判断できなかったのでここでは書きませんが

リア友のゆき姉さんあたりと、またこの辺の話で一杯飲みたいなぁと思います。

面白かった…海外派遣、マヂ過酷…

 

同じモニターの人に教えてもらったんですけれど

救難救助隊って、要するに民間では飛べないような厳しい条件(地域条件だったり、気候条件だったり)の中を飛ぶ部隊なので

その危険度は、海上保安庁(『海猿』とか?)のお仕事よりレベチに高いそうです。

・・・

やっぱり、飛ぶ前に遺書を書く方もいるそうで…

頭が下がりますね…

 

【次回の活動予定】

以上、簡単ですが、第二回目の基地モニター活動(見学会)でした。

次回は、7月にパトリオットの見学ができる・・・かもしれないそうです。

当初の話ではCH-47ヘリコプター体験搭乗ができるという話だったのですが

基地側の事情により、中止となりました。

パトリオットの見学も、いったんは受け入れ可能となりましたが、その後不可となりまして

延期後の日程は今のところ不明です。

このまま、延期が中止になる可能性もありますけども、それはまぁ仕方ないですね。

基地モニタ活動のメインイベントは、航空祭だという話も聞きましたが

私としては、前回のK-9見学でもう十分なので(あ、できたらパトリオットは見たいかな…でもまあ、難しいよねぇ)、後のことは余禄として楽しみにしておきます。

 

そうそう、自衛隊の音楽隊演奏会には参加できるみたいです。

これは確定みたいなので、今から仕事のスケジュールを調整しておこうと思います♪

 

以上、簡単ですが(いや、結構長かった?)、第二回目の岐阜基地モニター活動レポートでした。

「こんなの、見た?」などの質問がありましたら、どんどんコメントくださいね^^

覚えてる範囲で、お答えします。答えたらダメな場合は、ご容赦くださいw

 

では、次のレポートはパトリオット…かな?

だといいな!ではでは