RIDERIDERUN

中年女子の運動日記です

東大生の書いた本を読んでみた話

今日は、昨日読んだ本の話(ランチ話、ドコイッター!!)

 

昨日、お風呂の友に、『東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法』(KADOKAWA)という本を読みました。

 

いま、ちょっと話題になっている本なのですよね。イケメン東大生が女の子を妊娠させたとかどうとか…まぁ、そこはどうでもいいんですけど、”東大医学部現役合格ってのがスゴー!と思ったし、

それ以上に”司法予備試験一発合格”ってのが、超スゴー!スゴー!(ほら、普通の司法試験より難しいって聞くから)と思ったので、思わずページを開いてみました。

 

いったい、どうやったらこんなイケメンで頭の良い男子を育てられるのでしょうね…世のお母さま方は、きっと彼の著書よりも彼のお母さまの著書を読みたい(いや、読むというより、胸倉掴んで質問攻めにしたい)のではないでしょうか。

私も胸倉掴みたい。

教えて…!神様…!!って迫りたい。

 

まぁ、だいたいこういう人に極意を聞いても「ホホホ、わたくし、なにもやってないですのよ~?いつも息子を褒めてあげてただけなんですホホホ」とか、そういう話しか出てこないでしょうけどね(※ホホホは普通言わない)

 

 

ホホホ(←言ってみたー!)

それで、読んだ本の話ですが

この本の著者さんによると

 

勉強に、王道は無し

目標となるゴールを定めて、そこに到達するまでに必要なタスクを洗い出して

あとは効率的にスケジュールを組んでタスクを消化していく・・・だけ。とのこと。

 

うんもう、すごーく当たり前のことと言ってしまえば、それだけの話なのですが

その「タスクの洗い出し方」とか「モチベーションの持続法」とか

具体的なタスク消化のハウツー、すきま時間の活用法などなどを紹介していて

すっきりと読みやすくまとまった本だと思いました。

 

いや、ほんと、「それだけ」の話なんですよね。

・・・なんだけど、実際は、できてない。

もしくはやってない人のほうが、世の大半なのですよね。(と、著者さんが本の中で述べてました)

 

ま、この手の本は「そうか!そんな方法があったのか!」

と衝撃を受けてお手本にするというよりも

「あれ!?俺のやり方、これであってる!!イケメン東大生と同じじゃん!!」

と勘違いして元気出す、くらいのスタンスで捉えるといいのかな、と思ってます。

 

おぉぉ・・・!うちのムッスコ氏も、この本を読ませて東大生に…

(ならんわ。秒で断られたわ)←

 

こういうノウハウは、スポーツでも同様に役に立つと思うのです。

 

たとえば私が取り組んだマラソンを例にして考えると

目標のゴールタイムを決めて

そのために必要とされる身体条件を洗い出して

そこに向けてトレーニング、計測、実践、計画の見直し…

(ようはPDCAを回すってやつ)

ひたすらこれの繰り返しなのですよね。

 

ただ、スポーツの場合、資格試験のような座学と違って

どんなに努力しても年齢や故障、物理的な制限などなどで

目標に到達できない可能性が高いのかもな、とは思います。

 

うん、そりゃ、資格試験だって、スポーツより簡単にクリアできるってわけじゃないのだろうけど(資格の難易度にも拠るよねぇ)

昔っから超スポーツだめだめ侍だった私からすれば

「机にかじりついてなんとかなることのほうが、身体を動かすよりナンボも簡単じゃい」

と思えます。

 

まー、そんなことを言いつつ、これまでいくつもの資格試験に挫折してきたし

一方でマラソンは4回もフルを完走しているので

意外と、目標の難易度によってはスポーツだろうが勉強だろうが、

結構才能なくてもなんとかなるよね?とは思います!

※資格取ったあとに何かの専業を目指す場合は、また話が別だと思います。(そこはねぇ、資格取った後に仕事を成り立たせるまでの時間も必要なわけですよ…そこが大変だよね…)

 

ご紹介した本の内容は、あくまでも「効率よく勉強する方法」であって

「勉強しなくても良い点数を取る方法」ではありません。

なので、楽して実を得る方法しか知りたくない人、もしくは、”実”を”実である”とは認めない人にはなにも響かない内容だと付記しておきます。

 

もうねー、私も何度も言われてきたんですけど「なんでそんなに努力するんですか?そんなにがんばったら辛くないですか?」っていう意見の人は

鳩とは相性が合わないし、生息しているスレ板が違うなって思います。紹介した本も、読んでみてとは勧めません。

そんな話をしてるんじゃぁない。ずぎゅぅぅぅん←

 

 

というわけで、久しぶりにトンガった意見を書きましたが

要は「勉強でもスポーツでも、Pがしっかりしてないとダメ」と思います。

 

ポッポの「P」ではありません。プランの「P」です。

がむしゃらに努力して故障をするタイプの人は、たいていプランの段階でミスがあるか

もしくはタスクの洗い出し方が不味いと思うのです…過去の私が、まさにソレ。

 

がんばること自体が免罪符になるのは、女30代までだと思うのです。

女40代、がんばることは何の贖罪にも免罪符にもならない

ちょっとは考えて努力しないとね

(すらさん。鳩子は17歳ですよ、わかりますね?)

 

っつーわけで

今週末、自転車で200kmほど走ってきます。

何も考えずにひたすら足を動かし続けますよ・・・これっていったいなんの免z(以下略)

 

生きて帰れよ、私。

 

では、逝ってきます